流山市災害時あんしんシート
千葉県西部防災センター
早いものでもう3月。もうすぐ春休みですね。
お花見などお出かけにも良い季節ですが、
以前ご紹介した「そなエリア」だけでなく
もっと近くにも、気軽に防災について体験・学ぶことのできる施設があるのを
ご存知ですか?
「千葉県西部防災センター」

松戸駅から徒歩25分、またはバスと徒歩になります。
ちょっと距離ありますので、車がある方は、乗り合わせていく方が楽かもしれません。
★気をつけていただきたいのが開館日と開館時間です。
以前にちょっと時間が空いたので行ってみた時、お昼時だったので受付をしていませんでした。
■休 館 日 火曜日(ただし祝日の場合は翌日)、年末年始
■開館(受付)時間 午前9~11時、午後1~3時40分受付


通常、予約はできませんが10名以上の団体で行く時は、予約が必要のようです。
まず入って最初に受付したら、荷物はロッカーにしまいます。(100円払って最後に戻ってくるタイプ)
私は、ちょうど団体さんが出たところで、15分ほどかな、少し待ってから
ガイドさんとマンツーマンで体験できました。
・災害についての映像
・災害発生時の状況をクイズに答えながらストーリーを進めるシミュレーション
・各種体験コーナー(消火器、通報、地震、煙の中を避難、暴風雨)

さらに希望者は応急処置(AED、心肺蘇生)を学べます。
だいたい体験時間は60~90分くらいになります。
やはり体験することで、頭に知識を詰め込む以上の学びが得られるように思います。
煙で目の前が見えなくて左右どちらに逃げようかパニックになりそうとか
風速30mの中では息もろくにできないとか
少なくとも私は思っていた以上にダメダメな自分を発見しました。
あ、でも応急処置は少し前に別のところで教わっていたので
ほめていただきましたよ(^^)v
胸骨圧迫の強さがちょうど良いとライトが光る機械を人形につけていたので
押す力が分かりやすいと思いました。
小さいお子さんには怖い体験もあるかもしれませんが
だからこそ一度体験しておく価値があると思います。
うちの子たちもすごく怖がりなのですが、なるべく早く行ってみたいです。
詳しくはこちら↓
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/bouseisenta/seibubou.html#shityoukaku
お花見などお出かけにも良い季節ですが、
以前ご紹介した「そなエリア」だけでなく
もっと近くにも、気軽に防災について体験・学ぶことのできる施設があるのを
ご存知ですか?
「千葉県西部防災センター」

松戸駅から徒歩25分、またはバスと徒歩になります。
ちょっと距離ありますので、車がある方は、乗り合わせていく方が楽かもしれません。
★気をつけていただきたいのが開館日と開館時間です。
以前にちょっと時間が空いたので行ってみた時、お昼時だったので受付をしていませんでした。
■休 館 日 火曜日(ただし祝日の場合は翌日)、年末年始
■開館(受付)時間 午前9~11時、午後1~3時40分受付


通常、予約はできませんが10名以上の団体で行く時は、予約が必要のようです。
まず入って最初に受付したら、荷物はロッカーにしまいます。(100円払って最後に戻ってくるタイプ)
私は、ちょうど団体さんが出たところで、15分ほどかな、少し待ってから
ガイドさんとマンツーマンで体験できました。
・災害についての映像
・災害発生時の状況をクイズに答えながらストーリーを進めるシミュレーション
・各種体験コーナー(消火器、通報、地震、煙の中を避難、暴風雨)

さらに希望者は応急処置(AED、心肺蘇生)を学べます。
だいたい体験時間は60~90分くらいになります。
やはり体験することで、頭に知識を詰め込む以上の学びが得られるように思います。
煙で目の前が見えなくて左右どちらに逃げようかパニックになりそうとか
風速30mの中では息もろくにできないとか
少なくとも私は思っていた以上にダメダメな自分を発見しました。
あ、でも応急処置は少し前に別のところで教わっていたので
ほめていただきましたよ(^^)v
胸骨圧迫の強さがちょうど良いとライトが光る機械を人形につけていたので
押す力が分かりやすいと思いました。
小さいお子さんには怖い体験もあるかもしれませんが
だからこそ一度体験しておく価値があると思います。
うちの子たちもすごく怖がりなのですが、なるべく早く行ってみたいです。
詳しくはこちら↓
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/bouseisenta/seibubou.html#shityoukaku
防災まちづくり大賞消防庁長官賞を受賞しました!
NPO法人パートナーシップ流山と流山子育てプロジェクトで制作した「私にもできる防災減災ノートin流山」とノートを基にした防災キャラバン活動が防災まちづくり大賞消防庁長官賞を受賞しました。
私達の地道な活動に光を当てて頂いたことに心から感謝いたします。
思い返せば3.11、夫の帰ってこない不安な夜を子どもと震えながら過ごしたことから、乳幼児世帯に本当に役立つ防災減災の知識をまとめよう。と、始めた私たちの活動。
今でも、リュックサックにペットボトルの水と缶詰を詰め、新聞紙に運動靴を置いて寝た夜を忘れることはありません。娘に「夜中、揺れたら中学校に行くよ。ママがいるから大丈夫。今夜はパジャマに着替えないで寝ようね。」と声をかけて。何があっても、この子は私が守るのだと、必死に心を強くしたのを思い出します。
消防、防災危機管理課、そなえりあ、様々な防災イベント。いろいろな場所に足を運び、学習を重ねました。減災塾主催の減災アドバイザー水島重光先生との出会い。阪神大震災の現場で生協という市民セクターから陣頭指揮を執られた先生の「『暮らし』を継続するために備える」と言う言葉は、今でも私たちの活動の原点です。単に生き延びることではなく、「暮らし」を守るのだということ。
他の講師に「読み捨てられるハンドブックより大学ノートでも配った方がマシ」と言われたことをきっかけに、保存して読み返して貰えるように、体裁を書き込み式のノートブックにしました。
役立つ情報ですので読んでください、ではなく、ノートを基に一緒に学ぶ機会を作ろうと防災キャラバン隊「防災寺子屋sole!(そ〜れ)」を立ち上げました。
防災寺子屋として、親子イベント開催を続けるも、アンテナの立った意識高い人の元にしか情報が届かないのではないか、そう感じていた時、コミュニティ課が動いてくれて自治会長に寺子屋の活動をプッシュ、自治会での出前講座が実現しました。自治会長間の口コミで評判が広がり、防災寺子屋は市内各地の自治会からお呼びがかかることに。
地域コミュニティである自治会でのキャラバン活動。蓋を開けてみると、集まるのは親子ではなく、ご高齢者。親子向けの講座なのに…と戸惑う私たちを励ましてくれたのは、地域のご高齢者でした。
「固いものは食べられない。オムツも必要。何より独りじゃ逃げられない。乳幼児家庭も高齢者世帯も同じじゃない。私にもできる、ってそう思えたわ。この講座、とっても役に立ったわよ!」
元気なシニアの多い自治会には、学ぶことばかり。ご近所同士の普段の付き合いが何よりの防災、減災なのだと教えて頂きました。頭が固いと決めつけていた、自治会長さん達はとても柔軟で「防災には女性の視点がとても大切。昼間地域にいるのは女性と高齢者。女性の視点がなければ防災は成り立たない」と活動を応援してくれました。
地域をキャラバンして気づいたことは、地域に住んでいるのは、親子と高齢者だけではない、ということ。本当に必要な人に防災の情報を。と外国語版を制作しました。
1ページだけ英訳したテスト版を持って、流山市国際交流協会の協力で、国際交流協会の日本語教室にお邪魔して感想を聞きました。日本語教室には英語を読める生徒さんはおらず、口々に「日本語版が欲しい。日本語版はないの?」と聞かれました。外国人なら英語が読めるというのは勝手な思い込み。日本に住む外国人の共通語は日本語だという当たり前の事実に気づかされました。
そこから翻訳ではなく、まずは簡単な小学生でも読める日本語に直すことからスタート。最終的に小学生レベルの日本語に英語と中国語の対訳をつけた外国語版がこの正月に完成しました。
現在は、ハンドブックを読んだりしないより若い世代や、読むことにハードルがある人に向けて、より誰でもがアクセスできる防災知識の普及啓発を、と、防災動画を制作してYoutubeで公開する活動を行っています。
私たちの活動は、本当にささやかな活動で、誰にでもできる活動ではありますが、災害弱者と呼ばれる人々に対して、乳幼児を抱える私たちがエンパワメントする、弱者が弱者を励まし支える活動であると言えると思います。赤ちゃん連れのあの人たちができるのだから、私にもできる、そう思って貰えたらな、という。「災害が起きたら死ぬしかない」と言っている人が、それくらいならできるかも、と備蓄や家具の固定などの災害対策を始め、アレがいいわよ、と、周りの人までをも巻き込んで災害対策の講釈を始める。災害弱者は災害弱者だからこそ、地域の力になる。エンパワメントされた人は、必ず、エンパワメントする人になる。この災害弱者であった人が地域の中で、共助の要と変化するダイナミズムを、私達は今、一番伝えたい。弱いからこそ感じられる不安を、絞り出す智恵を。まずは「不安なの。助けて」と言えること。全てはそこから。不安を見える化して、細かく対策することで、防災抵抗力(レリジエンス)を高めていきましょう。
最後に、この素晴らしい賞に、素晴らしい作文で私達を推薦しPRしてくれた、防災危機管理課の皆さまに深い感謝を。
多くの皆さまに支えられ、励まされての活動であることを誇りに思います。
私達の地道な活動に光を当てて頂いたことに心から感謝いたします。
思い返せば3.11、夫の帰ってこない不安な夜を子どもと震えながら過ごしたことから、乳幼児世帯に本当に役立つ防災減災の知識をまとめよう。と、始めた私たちの活動。
今でも、リュックサックにペットボトルの水と缶詰を詰め、新聞紙に運動靴を置いて寝た夜を忘れることはありません。娘に「夜中、揺れたら中学校に行くよ。ママがいるから大丈夫。今夜はパジャマに着替えないで寝ようね。」と声をかけて。何があっても、この子は私が守るのだと、必死に心を強くしたのを思い出します。
消防、防災危機管理課、そなえりあ、様々な防災イベント。いろいろな場所に足を運び、学習を重ねました。減災塾主催の減災アドバイザー水島重光先生との出会い。阪神大震災の現場で生協という市民セクターから陣頭指揮を執られた先生の「『暮らし』を継続するために備える」と言う言葉は、今でも私たちの活動の原点です。単に生き延びることではなく、「暮らし」を守るのだということ。
他の講師に「読み捨てられるハンドブックより大学ノートでも配った方がマシ」と言われたことをきっかけに、保存して読み返して貰えるように、体裁を書き込み式のノートブックにしました。
役立つ情報ですので読んでください、ではなく、ノートを基に一緒に学ぶ機会を作ろうと防災キャラバン隊「防災寺子屋sole!(そ〜れ)」を立ち上げました。
防災寺子屋として、親子イベント開催を続けるも、アンテナの立った意識高い人の元にしか情報が届かないのではないか、そう感じていた時、コミュニティ課が動いてくれて自治会長に寺子屋の活動をプッシュ、自治会での出前講座が実現しました。自治会長間の口コミで評判が広がり、防災寺子屋は市内各地の自治会からお呼びがかかることに。
地域コミュニティである自治会でのキャラバン活動。蓋を開けてみると、集まるのは親子ではなく、ご高齢者。親子向けの講座なのに…と戸惑う私たちを励ましてくれたのは、地域のご高齢者でした。
「固いものは食べられない。オムツも必要。何より独りじゃ逃げられない。乳幼児家庭も高齢者世帯も同じじゃない。私にもできる、ってそう思えたわ。この講座、とっても役に立ったわよ!」
元気なシニアの多い自治会には、学ぶことばかり。ご近所同士の普段の付き合いが何よりの防災、減災なのだと教えて頂きました。頭が固いと決めつけていた、自治会長さん達はとても柔軟で「防災には女性の視点がとても大切。昼間地域にいるのは女性と高齢者。女性の視点がなければ防災は成り立たない」と活動を応援してくれました。
地域をキャラバンして気づいたことは、地域に住んでいるのは、親子と高齢者だけではない、ということ。本当に必要な人に防災の情報を。と外国語版を制作しました。
1ページだけ英訳したテスト版を持って、流山市国際交流協会の協力で、国際交流協会の日本語教室にお邪魔して感想を聞きました。日本語教室には英語を読める生徒さんはおらず、口々に「日本語版が欲しい。日本語版はないの?」と聞かれました。外国人なら英語が読めるというのは勝手な思い込み。日本に住む外国人の共通語は日本語だという当たり前の事実に気づかされました。
そこから翻訳ではなく、まずは簡単な小学生でも読める日本語に直すことからスタート。最終的に小学生レベルの日本語に英語と中国語の対訳をつけた外国語版がこの正月に完成しました。
現在は、ハンドブックを読んだりしないより若い世代や、読むことにハードルがある人に向けて、より誰でもがアクセスできる防災知識の普及啓発を、と、防災動画を制作してYoutubeで公開する活動を行っています。
私たちの活動は、本当にささやかな活動で、誰にでもできる活動ではありますが、災害弱者と呼ばれる人々に対して、乳幼児を抱える私たちがエンパワメントする、弱者が弱者を励まし支える活動であると言えると思います。赤ちゃん連れのあの人たちができるのだから、私にもできる、そう思って貰えたらな、という。「災害が起きたら死ぬしかない」と言っている人が、それくらいならできるかも、と備蓄や家具の固定などの災害対策を始め、アレがいいわよ、と、周りの人までをも巻き込んで災害対策の講釈を始める。災害弱者は災害弱者だからこそ、地域の力になる。エンパワメントされた人は、必ず、エンパワメントする人になる。この災害弱者であった人が地域の中で、共助の要と変化するダイナミズムを、私達は今、一番伝えたい。弱いからこそ感じられる不安を、絞り出す智恵を。まずは「不安なの。助けて」と言えること。全てはそこから。不安を見える化して、細かく対策することで、防災抵抗力(レリジエンス)を高めていきましょう。
最後に、この素晴らしい賞に、素晴らしい作文で私達を推薦しPRしてくれた、防災危機管理課の皆さまに深い感謝を。
多くの皆さまに支えられ、励まされての活動であることを誇りに思います。