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男女共同参画と避難所運営

NKPのやえぞうです。
今日は珍しく硬派なテーマで行ってみよう、どん!と思います。

昨日は、NKPのメンバーと避難所運営のDVDを見る勉強会を開催。青森の女性センターが文科省の助成で作ったDVDで、内容は主に青森の女性センターが行った特別なケアを必要とする人向けの避難所運営シミュレーションの記録と、青森県おいらせ町がNPOさくらネット代表の石井布紀子さんを講師に招き行った地域での避難所運営シミュレーションの記録でした。

おいらせ町のシミュレーションでは、災害関連死を防ぐ避難所運営を目指して、空間づくりと人員配置などへの配慮を学びました。具体的には、段ボールで間仕切りし、居住空間にも通路や動線をきちんと確保することや、炊事場洗濯場など空間を機能別にレイアウトして共同空間の活用をルール立てていくこと。性別、年齢、既往症、薬、入れ歯やオムツの有無などを記入する避難所カードでの情報管理。起床消灯、食事や清掃などの時間管理。情報管理班、物資管理班、安全衛生班、応援救護班、に人員を振り分けた組織づくりなど。男女別のトイレの設置や、男女別の更衣室の設置、女性専用の物干し場などは、犯罪抑止の面からも、また不安なく生活をおくる為にも大切なことです。避難所運営に女性の視点を取り入れるために、班には女性の委員を複数入れ、男女が対等に議論した上でのルールづくりが大切である、ということを学びました。

青森女性センターの例では、妊産婦や乳児連れ、支援が必要な高齢者や障がい者、DV被害者など、特別の支援を必要とする人のための避難所運営シミュレーション。厚手のおしりふきやトイレに流せるナプキン、おりものシートや使い捨ての下着をセットにしたレディースパックの提案は、自分もすぐに取り入れたいと感じました。

災害時に不眠やメンタルの不調を抱える割合は男性より女性の方が多いという統計。これは、災害時は保育や介護、福祉や医療のサービスがストップし、家族の世話と、炊き出しなど地域の役割が、女性の双肩に重くのしかかることが原因だそうです。ひとりで抱えこまず、同じ悩みを持つ人が集まり、互いに助け合いながら避難所運営をしていくことが重要です。

他人に見られず着替えしたり洗濯した下着を干すことや、いつでも経血で汚れたナプキンを交換できること。家の片付けをする時に子どもを見ていてくれる人がいること。生きること、食べることに比べたら重要ではないかもしれませんが、災害時だからこそ、不安なく避難所で生活することが大切なのです。そんなに大きなコストがかかることではありません。ちょっとした工夫で生活の質を落とさないこと。そのためには、女性の視点からの意見をきちんと伝えることが大切であり、単なるわがままと捉えられないためには、普段からの地域参加参画や、論理性や説得の技術向上が必要だと感じました。
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プロフィール

流山子育てプロジェクト

Author:流山子育てプロジェクト
わたしたち「流山子育てプロジェクト」(通称:NKP)は、流山市男女共同室主催の保育付き講座「わたしへのごほうび講座」修了生と講座企画・運営を担当した「NPO法人 パートナーシップながれやま」とで発足した団体で、結成6年目を迎えます。
現在、子育て中のママ13名が、女性も男性もより活き活きとした子育てができる環境の整備、勤労世代のネットワーク化、地域参加・参画する街づくりを目指し、活動しています。

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